旬素材の産地から

時代を超えてサステナブルに自然と人がやさしく育む果実の宝石「石垣いちご」 取材日:2025年3月時代を超えてサステナブルに自然と人がやさしく育む果実の宝石「石垣いちご」 取材日:2025年3月

●久能の石垣いちご

静岡県静岡市の駿河区から清水区にかけての久能地区は、約120年前、1900年頃からいちご栽培を続けてきた歴史ある生産地です。久能山の斜面に石垣を積み、その隙間に苗を植えて育てる独特の方法が古くから受け継がれ、通称「石垣いちご」と呼ばれています。駿河湾のすぐ脇を走る国道150号沿い「久能いちご海岸通り」には数多くのいちご観光農園が軒を連ね、例年12~5月初旬まで、多くの観光客がいちご狩りを楽しんでいます。