旬素材の産地から

産地を知る、旬を味わう、
食の未来を想う

旬の農産物のおいしさの秘密、地域で受け継がれてきた知恵、安心・安全な農産物づくりに情熱を注ぐ生産者の想い、
持続可能な農業を支える技術や取り組みを、現地取材を通してご紹介します。

●晩三吉(おくさんきち、ばんさんきち)

晩秋に収穫される「晩三吉」は、現在では生産量の少ない希少な品種。その由来にはいくつかの説がありますが、江戸時代に発見され、明治時代に日本の各地に広まったといわれています。今では全国の梨収穫量に占める割合はわずか1%未満に減少。そして、その多くが大分県日田市で栽培されています。
 晩三吉の特徴は、1玉あたり約700gという大きさ。サクサクとした食感、たっぷりの果汁、上品な甘味とともに、晩三吉特有のほのかな酸味が感じられる奥深い味わいです。また、貯蔵性に優れているため、晩秋に収穫した梨を長期保存し、お正月を超えて春まで楽しめる梨として珍重されています。

Map of Japan’s Seasonal Harvests