会長挨拶

2014年に当会は「JCPA VISION 2025」を策定し、当会の持続的な発展と日本農業への貢献に向けた活動を開始しました。その後、食料、農業を取り巻く環境は大きく変化し、食料安全保障、持続可能な発展、地球環境問題への対応等様々な課題がでてきています。このような状況の下、2022年から、将来を担う若手メンバーの意見も聴きながらビジョン改訂の検討を進め、食料・農業をめぐる情勢の変化、会員の事業活動の拡大を踏まえ、将来ビジョンをリニューアルいたしました。新ビジョンは、政府の食料・農業・農村基本法改正案にある食料安全保障の確保等の方針も踏まえ、食料・農業、環境、消費者を対象とした目標として「将来のありたい姿」、目標を実現するための「活動指針」、「具体的な活動内容」から構成されています。あわせてグローバルな潮流にそって、当会の名称も変更いたしました。これからの活動にあたっては、新ビジョンに沿って、多様性を尊重し、全会員がベクトルを合わせ、日本と世界の食と農業へ貢献してまいります。

2024年5月版